小倉大賞典・エピファニーと杉原誠人騎手 (C)スポニチ

　2月18日、小倉競馬場で行われたG3・小倉大賞典（ハンデ・芝1800m）は、エピファニーが重賞初制覇を飾った。また、スタートではホウオウアマゾンは躓いて落馬するアクシデントがあった。 小倉大賞典、勝利ジョッキーコメント 1着　エピファニー 杉原誠人騎手 「すごく嬉しいです。栗東に滞在するということで調教から乗せていただけましたし、コンタクトは十分に出来たつもりです。エンジンは素晴らしいものを持ってるので、そこをどうやって生かすかが競馬では大事なポイントかなと思ってました。折り合いの心配はあったんですけど、ペース流れたことで、すごくリズムよく運べましたし、道中もムキになって走ってる感じはなくよかったです。前に人気してる馬がいたので、あとこれを交わせばっていう感じでした。ほんとに持ってるものは素晴らしいので、持ってるものを活かして、これからもレースで発揮してくれれば、もっともっとタイトルは獲れると思います。小倉は個人的にもすごく大好きなところです。また勝てるように頑張りたいと思います。 今日は応援ありがとうございました」 　レース結果、詳細は下記のとおり。 　2月18日、小倉競馬場で行われた11R・小倉大賞典（G3・4歳上オープン・ハンデ・芝1800m）は、杉原誠人騎乗の3番人気、エピファニー（牡5・美浦・宮田敬介）が快勝した。1馬身差の2着に4番人気のロングラン（せん6・美浦・和田勇介）、3着に10番人気のセルバーグ（牡5・栗東・鈴木孝志）が入った。勝ちタイムは1:45.1（良）。 　1番人気で鮫島克駿騎乗、アルナシーム（牡5・栗東・橋口慎介）は4着、2番人気で角田大河騎乗、ゴールドエクリプス（牝5・栗東・大久保龍志）は12着敗退。

スタートで一頭落馬

　杉原誠人騎乗の3番人気、エピファニーが重賞初制覇を決めた。スタートではホウオウアマゾンが落馬のアクシデント。そしてセルバーグが57秒台で飛ばしていく中、空馬もラチ沿いを進み波乱を予感させる展開となったが、直線ではエピファニーが後方から鋭く差し脚を伸ばし、ゴール寸前で鮮やかに差し切った。 エピファニー　14戦6勝 （牡5・美浦・宮田敬介） 父：エピファネイア 母：ルールブリタニア 母父：ディープインパクト 馬主：シルクレーシング 生産者：ノーザンファーム 【全着順】 1着　エピファニー　杉原誠人 2着　ロングラン　丹内祐次 3着　セルバーグ　今村聖奈 4着　アルナシーム　鮫島克駿 5着　フェーングロッテン　幸英明 6着　クリノプレミアム　勝浦正樹 7着　カテドラル　斎藤新 8着　ダンディズム　富田暁 9着　イクスプロージョン　亀田温心 10着　アドマイヤビルゴ　荻野極 11着　アサマノイタズラ　嶋田純次 12着　ゴールドエクリプス　角田大河 13着　マイネルファンロン　丸山元気 14着　シフルマン　角田大和 競走中止　ホウオウアマゾン　佐々木大輔 出走取消　ディープモンスター　浜中俊