レアル・ソシエダ、サディクの扱いに悩んでいる様子…選手本人は移籍希望との報道 | ラ・リーガ
レアル・ソシエダのロベルト・オラべSD(スポーツディレクター)はFWウマル・サディクをチームに残すかどうかで、頭を悩ませているようだ。スペイン『アス』が報じている。 2022年夏、ソシエダがアルメリアにクラブ史上最高額の移籍金2000万ユーロを支払って獲得したサディク。2022-23シーズン、前十字靭帯の断裂でほぼプレーできなかったナイジェリア代表FWは、復活を果たした今季、ソシエダの期待に完全に応えることはできなかった。とりわけマジョルカを相手に敗退したコパ・デル・レイ準決勝で、MF久保建英らが演出した決定機をことごとく物にできなかったことは、サポーターの不信を買う一因となってしまった。 『アス』によれば、そんなサディクは今夏ソシエダを離れることを希望している様子。今季は選手本人にとっても苦しいシーズンで、異なるクラブで「過去の自分を取り戻す」ことを希望しているという。ただオラべSDは現時点では同選手をどう扱うか……つまり信頼の気持ちを強調するか、それとも放出するかを決めかねている様子だ。 いずれにしても、オラべSDは決断を焦ってはいないようで、サディクが7月11日にクラブに合流し、バケーション後の練習でどういった調子にあるかを見つつ扱いを決めていく考えとのこと。なお同選手に対しては、ヘタフェとアラベスが興味を持っていると報じられている。