F-35A初参加の“日米共同訓練”が福岡で始まる…嘉手納基地の負担軽減も目的
福岡県築上町の航空自衛隊・築城基地を拠点に5日、日米共同訓練が始まりました。 【写真で見る】航空自衛隊・築城基地を拠点に日米共同訓練開始~訓練に抗議する住民の姿も~
日本海上空や九州西側で“戦闘訓練”
RKB浅上旺太郎「日米合同訓練では初めてアメリカ軍のFー35Aが使われています、いま築城基地を離陸しました」 築城基地からは午前10時ごろ、アメリカ空軍のFー35A戦闘機2機が、続いて、航空自衛隊のFー2戦闘機2機が次々と飛び立っていきました。航空自衛隊とアメリカ空軍は、山口県沖の日本海上空や九州の西側の空域で戦闘機の戦闘訓練をすることにしています。
抗議する地元住民は集会を開いた
この共同訓練は沖縄県の嘉手納基地周辺の負担を軽減するために訓練を移転したものです。築城基地のそばでは地元住民など約10人が訓練に抗議する集会を開きました。日米共同訓練は、今月5日から15日までの11日間の日程で実施されます。