ガザの平和願うたこ揚げ、岩手 震災被災の釜石の子どもたち
東日本大震災で被災した岩手県釜石市の鵜住居地区で8日、イスラエル軍とイスラム組織ハマスの戦闘が続くパレスチナ自治区ガザの平和を願うたこ揚げが行われた。2012年に震災復興を祈るたこ揚げがガザで行われたのを機に、互いを励まそうと交流が続いている。釜石の子どもたち約30人は、澄み切った青空に舞うたこを見上げ、ガザの人々に思いを寄せた。 この日手作りしたたこには「平和とふっこうを願って」「共に」などのメッセージがつづられた。パレスチナの旗や、桜の花びらをイメージした折り紙を貼ったものもあった。 子どもたちが駆け回ると、たこは風に乗り、青い空に吸い込まれるように高く揚がった。