ドラマ『最高の教師』で注目! Z世代のネクストアイコン・のせりんの“素顔”「フラットなのは、僕というよりこの時代」
ーヴィジュアルインタビュー誌『with』から、増刊号・新MOOKシリーズ『with BOYFRIEND』が創刊しました! 雑誌に掲載されているのせりんさんのインタビューの一部を抜粋してお届けしますー 【写真を見る】まだ少年のような幼さが見え隠れする「Z世代のネクストアイコン」のせりんの“素顔” スカート、ネイル、ジャージ。枠に囚われないファッションで自由に生きる彼、のせりんの姿は、〝フラットでジェンダーレスなイマドキの子〟と表現されることが多い。「だけど同世代には僕と同じ感覚の人が多いんです。フラットなのは、僕というよりこの時代かもしれません」と本人は語る。純真な天使から、神に反逆するルシファーへ。白から黒へと装いを変える。好きなものをピュアに見つめる二十歳の青年、その素顔に迫る。
Z世代でボーダレスでモデルで俳優 すべてをごちゃ混ぜにしたのが僕
インスタで注目を浴びたことをきっかけに、モデル、俳優と活躍の場を広げているのせりん。各方面から注目を集めるこの青年は、一体どんな人物なのか。質問を重ねると、あらゆる自分を受け入れるしなやかな心が在った。 「ジェンダーレスなファッションに関してよくご質問いただくのですが、僕は特に主張があるわけでもなく、単純に『好きなものを着ればいい』と思っています。〝Z世代〟と言われますが、そうやってまとめられることが嫌だとかそういう感情もない。素直に『そうなんだな』と思っています。個人的には〝Z世代〟って〝江戸時代〟とか〝バブル〟〝令和〟みたいなノリに近い感じだと思っていて。つまり、僕もそうですし、これを読んでくださっている皆さんも、〝Z世代〟という時代を一緒に生きているという感覚で……なんだか説明すればするほど、ややこしい方向に行ってしまう気がしますが、簡単にまとめると、僕は僕です(笑)」
はにかんで笑うと、まだ少年のような幼さが見え隠れする。「自己紹介をお願いします」とリクエストすると、少し考えながらも自身について教えてくれた。 「今年の3月で二十歳になりました! お酒が飲めるようになってもクラブ行って飲みまくる!みたいな遊び方をするタイプではなく、気の合う人とのんびりご飯を食べたり、カラオケに行ったり、家でゆっくり映画を観たりするのが好きです。恋愛に限らず、人に惹かれやすいタイプで、特に自分とは違うことを一生懸命している人に魅力を感じます。ジャンルは関係なく、夢中で頑張ってる人、自分にできないことをやってる人ってカッコいい。それがダンスでも、写真でも……芸能のお仕事ではそういう魅力的な人たちと沢山お会いできるので、幸せです。最近、連続ドラマで初めて役を頂きました! 僕はモデルから仕事を始めたのですが、テレビの現場は雰囲気やスピード感がモデルの現場とは全く違う。今はそれに慣れるのに必死です。ドラマの現場は、想像してたより〝ハキハキ〟してる。演者も裏方も全員チャキチャキ動き、目まぐるしく過ぎていきます。自分にとってこれまでの仕事と違うことは……ファッション撮影やこういうインタビューって、『いかに個性を出せるか』が勝負なんですが、演技のお仕事は真逆で自分を出すことは考えていません。違う人の人生を生きていくこと、自分を消すことを考えます。今はそんな180度違った表現ができる自分の人生とお仕事を心から楽しんでいます」 のせりん 2003年3月25日生まれ。東京出身。 高校在学中よりファッションモデルとして活動を開始。WEGO,DIESELを始めとする様々なブランドでモデルに起用される。夏クールのドラマ『最高の教師』(日本テレビ系)に出演。自由なファッションと生き方で若者の注目を集めているZ世代のネクストアイコン。