初防衛戦の志朗「挑戦者が誰であろうと勝たないといけない」、挑戦者の田丸辰「相手どうこうではなく自分を見てもらいたい」【RISE】
また志朗は田丸とクマンドーイの試合については「スピードは田丸選手があったなと思うし、やっぱり3Rの戦い。那須川天心が言ったように、1、2Rでポイントを取って、3Rでディフェンス重視でポイントを死守という3Rの戦い方のお手本というわけではないが、そういう感じの戦い方だったなと思った。今回は5R。5Rで55kgは自分が適正だと思っているので、そこは自分に分があると思っている」との見立て。 相手に勝っているところについては田丸は「スピードと勢い」、志朗は「スタミナと分析力」とそれぞれ挙げたうえで、試合の山場については田丸は「1R目で行けるなと思ったら行けると思う」、志朗は「向かい合ってからで変わると思うが、1か4じゃないかと思っている」と語った。 この日は今大会と「K-1 WORLD MAX 2024」(3月20日、東京・国立代々木競技場第一体育館)の2大会で5試合ずつ、計10試合のK-1との対抗戦が組まれることが発表されたのだが、田丸は「軽量級で志朗選手はめちゃくちゃ強いので、レベルの高い最高峰の試合になると思うが、個人的にはいろいろなカードが組まれる中で“田丸辰は違うな”と頭一つ二つ突き抜けたいと思っているので、相手どうこうではなく、自分を見てもらいたい」と特に対抗戦は意識はせず。志朗は「対抗戦のことは皆さんと同じで今日知ったので“あれ? 俺、呼ばれてねえじゃん”と思って(笑)。“あれ? 対抗戦に出られないんだ”と思って。年に1回とかじゃないですか。出たいという思いもありましたが、RISEの世界ベルトという意義あるものを防衛しないといけないという思いがあるので、RISEの選手同士の戦いなんですが、RISEが技術も含めてキックボクシングで一番という意味のあるタイトル戦にしたいと改めて思いました」と語った。
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