下田裕太が青学大争い制し日本人トップの2位 妻で女優の金久保芽衣が沿道から声援「嫁のおかげ」岸本大紀が3位 別府大分毎日マラソン
「別府大分毎日マラソン」(4日、大分市高崎山うみたまご前発~ジェイリーススタジアム着) 【写真】必死の形相でゴールを切る下田裕太 青学大出身の下田裕太(GMOインターネットグループ)が2時間8分24秒で日本人トップの2位に入った。同じく青学大出身で初マラソンの岸本大紀(GMOインターネットグループ)が2時間8分38秒で3位に入った。 下田は「日本人トップ目指してやっていたが、最低限日本人トップで勝てたのでよかった。35キロの地点で余力あった。自分のやりたいことやりながら走れた。1ついい結果残して、東京世界陸上目指していける立ち位置に立てた。目指していきたい」と、語った。昨年10月に女優の金久保芽衣との結婚を発表。この日から沿道からの妻の声援に後押しされてスパート。優勝したデレセにはかわされたが、岸本の猛追は振り切った。解説を務めた青学大の原晋監督から「(奥さんの)声援が効いたんじゃないの?」と問われると、「嫁のおかげ、嫁の力です」とはにかんだ。原監督は「3月31日の結婚式、名スピーチしますからね」と、呼びかけた。 岸本は「不安だったんですけど、余裕もっていける。下田さんに負けたのは悔しいですけど」と、振り返った。 今大会は来年25年東京世界選手権の代表選考につながる大会となっている。