“教団側とハグ”盛山文科相は否定 裏金調査「議員82人」不記載…過去5年間の“上位”は
一方、13日、自民党は派閥の政治資金をめぐる事件を受け、党所属の全国会議員に行ったアンケート結果を公表。安倍派と二階派の現職国会議員82人に政治資金収支報告書への不記載があったということです。
過去5年間の不記載額の上位をみてみると、トップは二階元幹事長の3526万円、“安倍派5人衆”の1人、萩生田前政調会長や、安倍派の橋本聖子元五輪担当相、二階派の武田元総務相らが名を連ね、11位以下では、杉田水脈議員のほか、“安倍派5人衆”の世耕前参院幹事長、松野前官房長官、高木前国対委員長らが、いずれも不記載額は1000万円を超えています。 自民党 森山総務会長 「入りと出を正しく記載しといていただければ、何も問題がない案件だったなと思う」 ただ、このアンケートの質問は「記載漏れがなかったか、あったか」「あった場合の金額は?」の2問だけです。 立憲民主党 山井和則議員 「せっかくアンケートをしながら肝心の使い道を調査してないことは、非常に残念ですし不誠実だと思います。本当にアリバイ作り的なものを感じざるを得ません」 自民党はアンケートとは別に安倍派、二階派の議員らを対象に行った聞き取り調査も行っており、その結果は今週中に発表する予定です。 ただ、野党4党は「裏金事件を起こした派閥の責任者が説明すべき」と主張して、自民党に対して政治倫理審査会で安倍派幹部らが説明を行うよう求めています。 (2月13日放送『news zero』より)