松山ケンイチ「心が震えっぱなしでした」 石原さとみ主演映画にACIDMAN・大木らがコメント
俳優の松山ケンイチさん(39)や、3人組ロックバンド・ACIDMANのボーカル・ギターの大木伸夫さん(46)らが、石原さとみさん(37)主演映画『ミッシング』(5月17日全国公開)の公開を前に、感想のコメントを寄せました。 【画像】松山ケンイチ、東京と田舎の二拠点生活で得た学び 「僕たちが生き残るために」 映画は、ある日突然いなくなった幼い娘の帰りを待ち望みながら、自分たちの力ではどうにもできない現実との間でもがき苦しみ、事件をめぐるマスコミと世間の声に翻弄(ほんろう)される母親とその家族を描いた物語。主人公の母親・沙織里を、石原さんが演じています。 本作でメガホンをとった𠮷田恵輔監督が手がけた映画『BLUE/ブルー』で主演した松山さんは、「寿命が縮まってしまうような、命を削る演技をしていた石原さん、青木さん、森さん、そして中村さんたち俳優の皆さんに心が震えっぱなしでした。石原さんの人という枠を超えた生き物の慟哭の表現は一生忘れられないモノになりました」と、感想を語りました。 また、𠮷田監督について松山さんは、「𠮷田監督の言語化できない映像表現はいつも僕自身が試される感覚があります。僕はこの物語、登場人物をどの立場で、どの角度から眺めたらいいんだろうか? と。間違いなく僕にとって、言葉ではなく映画独特の言語で、とても大事な事を教えてくれる監督の 1人です」とコメントしました。 そして、ACIDMANの大木さんは「何度も何度も泣いてしまいました。愛する我が子を失ってしまうという究極の悲しみに、僕らはどこまで寄り添う事が出来るのだろう。人間が辛くなり、人間が嫌になり、それでもやっぱり人間でありたい、と思える凄い映画でした」と語りました。