ヤクルト・松本直樹が決勝の犠飛!「まだまだ気になる事は聞いていこうかな」引退の青木から助言をもらい打撃力向上
○ ヤクルト 5 - 4 広島 ● <19回戦・神宮> ヤクルトの松本直樹が18日の広島戦で決勝の犠飛を放った。 松本直は3-3の6回一死満塁の場面で代打で登場すると、「引っ掛けてゴロを打ちたく無かった。ゲッツーになったら最悪なので、ゴロを打たないような入りをして。外野に犠牲を打てれば良い、打ち損じても犠牲フライを打てればという感じで行きました」と塹江敦哉が2ボール2ストライクから投じた6球目のストレートをライトへ犠飛。「打ち損じたけど、あれは狙い通りでもありました」と話し、「え!意外でした。良かったです」とこれが松本にとってプロ入り後初の犠飛となった。 6月に月間打率.389をマークしたが、7月が.259、8月が.209と下降気味だった。9月に入り月間打率.429と復調。「少しピッチャーのボールに刺されたりしていたので、基本に立ち返って早めにタイミングを取るようにしたという感じです」と打撃復調の理由を分析した。 今季は青木宣親から打撃のアドバイスをもらっていた。青木も松本について「教えた事を継続する力がある。中々出来る事ではない」と舌を巻いた。引退を表明した青木について松本直は「偉大すぎる人なので。その中でちょっとでも吸収出来る事があれば吸収して。まだ時間があるから、まだまだ気になる事は聞いていこうかなと思います」と話していた。 (取材=ニッポン放送アナウンサー・大泉健斗)
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