【バドミントン】郡司莉子は大堀に敗れてベスト16。「決めにいかず我慢するなどの選択肢が少なかった」<熊本マスターズ2024>
昨年から新たに日本で始まったBWFワールドツアー・熊本マスターズジャパン(Super500/熊本県立総合体育館)。女子シングルス2回戦で大堀彩に0-2で敗れた郡司莉子のコメントを紹介する。 ――試合を終えて ラリーは負けていなかった。決められているというより、自分のミスがすごく目立ってしまったと思うので、悔しいです。特にサイドへの球は、相手は入れているのに、自分は外に出してしまった。その辺りは、経験値の差も出たのかなと思います。決めにいかず我慢するなどの選択肢が少なかったかなと思います。試合を重ねながら、修正能力を高めたいです。 ――ベスト16という成績について ラリーになった時のショットの精度、逆を突かれたときの足さばきが足りなくて、ミスにつながってしまいました。これからの課題として、少しずつ(改善に)取り組んでいけたら。 ――今日も地元の声援があった 昨日よりは、試合に集中しすぎてあまり耳に入っていなかったですけど、大事なところで自分がミスをして考えすぎてしまった時も、1回ごとに気持ちを切り替えて臨めたのは、声援があったからかなと思います。 ――見えてきた課題 5月の日本ランキングサーキットから6月の全日本実業団のときは(守備をベースにした)ラリーを意識して、今までの攻めるスタイルを1回捨てて取り組んで、それが少しうまくいって、海外でも結果が出てきました。今日のように世界ランク1桁の選手とやるときには、それだけでは厳しい。やっぱり、攻めるスタイルも入れなければいけない。攻めながらラリーをしないといけないけど、それをやるとミスが出る状況。でも、上の選手と戦うには、自分の攻めは不可欠だと思うので、ミスを減らしながら採り入れていきたいです。 ――次の目標は? 年内の国際大会は、これが最後。年末に全日本総合があるので、そこに向けて、今日見つかった課題に取り組んで、ベスト4以上に入れるように、しっかり準備して頑張りたいです。
取材・文・写真/平野貴也