広島銀行が一部客のネットバンキング振込限度額を引き下げ 6日から 不正送金の被害防止で 被害者数は約100人に増加
広島銀行は、不正送金の被害が相次いでいることを受けて、6日から、直近1年間ネットバンキングで振込や振替機能を使っていない客を対象に、元々都度振込先を指定する場合に100万円、事前に振込先を登録する場合に500万円だった振込みの限度額を20万円に引き下げます。 これは、広島銀行を装った偽のショートメッセージや電子メールから偽のネットバンキングのサイトに誘導され、口座の情報などを入力して送信させることによる、不正送金の被害が先月から相次いでいるためです。 広島銀行には4日時点で、約100人から計6000万円程度の被害が寄せられていて、影響が拡大しています。 広島銀行は、「当行からのショートメッセージや電子メールを通して、ネットバンキングの入力画面を案内することはありません」と注意を呼びかけています。
中国放送
【関連記事】
- コツコツ貯めた600万円が一夜で…「絶対引っかからないと思っていた」詐欺被害者の後悔 本物とそっくりな銀行偽サイトに警察も危機感
- 「じじい生きとんか?」110番通報しながら踏みつけ 動機は“ネコとの静かな暮らし邪魔された” 隣人の男性(80)を死亡させた女(65)が法廷で語ったことは
- 9歳の女の子死亡 なぜ精神科医は「観賞用」スポーツカーを時速120キロで走らさせたか…裁判で語られた “理由”
- 「愛しているからするんだよ」次第に“洗脳”されていき…10年続いた塾講師からの性被害
- 「パンを食べながら私たちの後ろについて来ている男の子がいる」そのとき防災無線が流れ… 昨夜から行方不明だった男児(8)と判明 保護され家族の元へ