<東京タワー>永瀬廉主演ドラマにTravis Japan松田元太とMEGUMIが出演 禁断の恋にはまり込んでいく大学生と人妻役
ーーMEGUMIさんが演じる川野喜美子はどんな女性だと考え、どんな風に演じたいですか?
喜美子は結婚してからもちろん幸せな日々もあったとは思うんですけど、自分の本来発揮できるようなパフォーマンスを封じ込めている人なのかなと思っています。「鳥かごに入っているようだ」という表現がせりふにもあるのですが、いつもそうやっていろんなことを抑え、やりたいこともできず、褒めてくれる人もいない、すごく孤独感を抱いている女性なんじゃないかと思います。そんな中で耕二に出会って、その抑えていた部分があふれ出ていく……と。喜美子のそういうところで共感してくださる視聴者の方もたくさんいらっしゃるんじゃないかと思うので、皆さんのそういう思いを背負ってやりたいなと思います!
ーー松田元太さん演じる大原耕二と“20歳差の恋愛”をすることになりますが、いかがですか?
うらやましいですよね、シンプルに(笑い)。本当に女性の夢と言いますか、ほぼ現実ではありえないエピソードだとは思いつつ、今の時代って女性も選択肢が増え、美容の部分でも進化して、見た目という部分ではすごく若々しい方もたくさんいらっしゃると思うんです。なので、もしかしたら私が知らないだけで、こういう恋愛をされている方々もたくさんいるのかも……? そういったちょっと光というか、女性の願望のようなものをドキドキワクワクしながら演じていきたいです。
ーーMEGUMIさんが考える“大人の女性”の魅力とは、どんなものだと思いますか?
昔って一歩引いて男性の後ろについていく女性が良しとされていた時代があったと思うんです。でもコロナ禍やいろんなことを経て、やっぱり男性も大変じゃないですか! 自分のことだけで必死だったりする人も増えたりしていて。ダイバーシティーや、いろんな価値観がもっとフラットでもいいんじゃないかっていうこの時代の中で、女性も自立してきて、男性の方が女性に頼りたいっていうような価値観も増えてきているんじゃないかなって思うんです。若い男の子に聞いても、「俺が守ってあげなきゃ」っていう女の子よりも、自立していてアクティブな女の子のほうがいい、って言っている子が多くて、「あぁ、そういう時代なんだな」と思いました。もしかしたら、大人の女性、若くても自立した女性っていうのが今の時代の女性像の真ん中にいるのかもな、って個人的には感じています。なので、見てくださる方々も「私なんてもうこの年だから」なんて思わずに、大人の女もまだまだだぞ、という思いで見ていただけたらと思いますね。