キャサリン皇太子妃、「がん」を公表。現在は初期段階の抗がん剤治療中
イギリス王室は3月22日(現地時間)、キャサリン皇太子妃が現在、がん治療中だと発表した。キャサリン妃が自らの言葉で現在の体調について語った動画を各SNSプラットフォームに公開。約3か月ぶりにカメラの前に姿を現したキャサリン妃は、今年1月に受けた手術後から現在までの経緯を丁寧に説明した。 【写真】キャサリン妃が、最高のママだとわかるベストモーメント 「今年1月、ロンドンの病院にて腹部の手術を受けました。当初、がんの疑いがないとされており、手術も成功しました。しかし、術後の検査結果でがんが存在していたことが発覚しました」 さらに、「この事実はとてもショッキングで、ウィリアム皇太子とともに力を合わせ、私たちの家族のために、どのようにこの状況を理解し、どのように周囲に伝えるべきなのか、判断に時間がかかりました」と述べ、「とても時間のかかるプロセスです。術後の回復から(抗がん剤)治療をスタートするまでにも時間を要しましたが、最も重要なことは、子どもたちに適切な方法で説明し、私は大丈夫だと安心させるのに時間がかかったということです」と続けた。 現在、妃は初期の抗がん剤治療を受けている。動画内で妃は最高の医療チームに支えられ、経過は良好であると説明した。さらに、ウィリアム皇太子の献身的なサポートにより、体、そしてメンタル面でも回復傾向にあると報告した。 バッキンガム宮殿は1月の腹部の手術を受けた時点では、妃はイースター期間に公務に復帰すると伝えていたが、当分の間は治療に専念する見込みだ。 「私たち(家族)は治療を完了するまで時間、スペース、そしてプライバシーを必要としています。公務に就くことは、いつも私に深い喜びをもたらしてくれるので、また戻ってくることを楽しみにしています」 最後に妃は、がんと闘う人々へエールを贈った。 「がんによって人生に影響を受けたすべての人たちのことも考えています。この病気に直面しているすべての人、どうか信仰や希望を失わないでください。あなたは一人じゃありません」