劇団EXILEの佐藤寛太、町田啓太の写真で一財産? 塩野瑛久と劇団メンバー総出演の写真展をアピール
劇団EXILEの初の写真展『また今日が過ぎても』(茗荷谷・encounter gallery)が9月6日にスタートし、佐藤寛太と塩野瑛久が同所で取材に応じた。企画から撮影、展示準備の手伝いまでしてきたという佐藤は「自分が撮った写真がパネルになってるっていう高揚感があります」。塩野も「ぜひいろんな人に見ていただきたい」とアピールした。 劇団EXILEとしては初めての写真展で、撮影のためにメンバー全員が集まり、都内の居酒屋やボウリング場、葉山の古民家などで楽しむ様子を、写真家の武井宏員、そして佐藤と塩野が写真に収めた。 メンバーを撮影したことで感じたことや新たな発見はあったかと聞かれると、塩野は「僕は劇団(EXILE)に入って2年ちょっとなので新鮮な気持ちではあったんですけど、古くから知る間柄としては?」と、10年超の佐藤にパス。佐藤は「何だろうね……普通に年取ったなって思った。普段、そんな年齢を意識しないけれど、撮った写真を見ると、なんかいい雰囲気で年取ってるなって、すごい思ったのを覚えてるかな。こうやって仕事を通して、撮りますねっていう被写体とカメラマンの立場になって向き合ってみると、すごい温かい表情してるな、それを収められていい感じはありました」 改めて、かっこいいと思った人、ファンになった人はいる?の質問には、「町田(啓太)さんはカメラが喜んでた」と佐藤。「気づいたら町田さんを撮っていて、びっくりした。それに、そのまま出せるんじゃないっていう写真ばかり。町田さんの写真で一財産築こうかなって。出してない写真もあるし、スピンオフ的な感じで」と笑った。 お気に入りのカットを聞かれると、塩野は顔を歪める佐藤を接写した写真を選んだ。「分かりやすいワンショット(笑)。この顔が撮れたのはすごい!一緒にボウリングをやっていて、寛太君がちょっと変わった投げ方をして指を負傷した瞬間に近寄って撮ったものです。僕らは撮る側としてやってたんで、あんまりお互いのことを撮ったのは、そんなに枚数が多くなかったんですけど、その中でもこのベストショット」 佐藤は「みんなで下世話な話をしてる時」に撮影したものだといい、「みんなでくだらない話をしている時に、カメラを構えて、ポロっといった一言でみんなが笑ってくれた。レンズを構えてるけど(僕は)そんなにしっかり覗いてないので、のぞいてない時の狙ってないみんなの顔が撮れた」と満面の笑みだ。 カメラマンにしか撮れない写真もあれば、佐藤と塩野だからこそ撮影できた写真も。 「寛太がいてくれて、心のシャッターみたいなものが最初から全開ぐらいの感じでやってくれてたのもいいかもしれない。こういう自然な写真展をする時は、まず心の扉。そこの工程は省けた」と、塩野。 最後に塩野は、「応援してる方だったり、写真展そのものを楽しみに来てくれる方もいると思います。そんな方たちにも楽しんでもらえるように、新しい展示の仕方だったりと新しい方法に挑戦してたりするので、そういったところを見てほしい。演じる側、そして撮る側とどっちも経験したことあるからこそ撮れた写真がたくさん揃っていると思うので、ぜひ生で来ていただけたらうれしい」 完璧にアピールした塩野に対して、佐藤は「全部言ってくれた。これ以上は無理」とアピールするそぶりも見せず。塩野に「放置しないで!」と制止されていた。 本サイトとの取材で、佐藤が距離感を詰め、塩野が俯瞰で抑えて撮影とスタイルが異なり、バランスが良い写真展になったと話していた。 今後、写真という共通点で2人で活動をしたり写真展を開くような可能性はあるかと聞かれると、「考えていない」(佐藤)、「二人で一緒にとかは……僕が写真展をやりたいっていた時には出てほしいというのは確実にある」(塩野)と、笑顔で後ろ向きの様子だった。 15日まで同所で。11~20時。最終受付は19時。事前予約制。入場料1200円。