【スクープ】XSR125にもヨシムラストレート管熱望! 12月の発売前にカスタム仕様を予想
この冬に発売が予想されるヤマハのXSR125は、端正なネイキッドスタイルで注目の一台。カスタム映えすること請け合いのXSRシリーズだけあり、王道のヨシムラ仕様を予想してみた。 【画像ギャラリー】XSR125×ヨシムラカスタム仕様を予想 (17枚) CG:SRD
やはり似合うのはストレートサイクロン
ヤマハのXSRは同社初の4ストローク車として知られるXS-1をオマージュしたシリーズ。1970年に発売されたバーチカルツインの気品ある佇まいは現行XSRシリーズの祖であるXSR700や他のXSRシリーズにも受け継がれており、1970年代的な雰囲気が漂っている。 そして、当時のイメージを崩さずにカスタムするのであれば、最高のマッチングを見せるのがヨシムラのマフラー「ストレートサイクロン」だ。1971年にポップ吉村氏が発明した初の集合管マフラーがルーツで、1970年代のトレンドになったカスタムパーツだ。 だが、過去の製品かというとそうではなく、近年はカワサキのZ900RSを代表とするネオクラシックモデルが定着しており、ストレートサイクロンも対応する新製品が続々とリリースされている状況。125ccクラスでもモンキー125やダックス125用が新発売されている。 この流れから、この12月に発売が予想されるXSR125に対応するストレートサイクロンもぜひ発売を期待したいところ。ヤマハ車のストレートサイクロンは現在存在していないだけに、XSR125をきっかけにヤマハ×ヨシムラのイメージ構築にもつながるはずだ。
ヨシムラR&Dカラーで硬派なイメージに
XSR125は、ツインチューブフレームを持つシャーシながら丸型ヘッドライトのネイキッドモデルに仕上げられており、燃料タンクカバーも昔ながらのスタイル。ストレートサイクロンだけでなく、カラーリングもコディネートするとレトロ感が増すだろう。 CGでは2つの方向性を提案してみたい。まず、ヨシムラ伝統のR&Dカラーをヤマハ車向けの配色としてみたのが灰色×水色のCGだ。1976年にZ1でAMAスーパーバイクに参戦した際のデザインで、アメリカで設立された「YOSHIMURA R&D」のロゴが入る。 1971年にアメリカに進出したヨシムラは、ホンダCB750フォアの集合管を考案してデイトナ200マイルで活躍。1973年にはカワサキZ1用の集合管を製作しデイトナスピードウェイの最高速を塗り替えた。R&Dカラーはアメリカ時代のヨシムラを象徴しているのだ。 そして、R&Dカラーの独自デザインは、車種を問わずZ1が原型となったネイキッドスタイルにぴったりハマるのだ。2019年にモンキー125がR&Dカラーでヨシムライメージに様変わりしたことでも分かるとおり、上品なXSR125も硬派な印象になるだろう。