バドレスのダルビッシュ有（写真：AP/アフロ）

◇MLBオープン戦 パドレス12-4マリナーズ（日本時間4日） オープン戦2度目の登板となったパドレスのダルビッシュ有投手が日本時間4日、マリナーズ戦で4回途中無四球2失点、打者12人から6個の三振を奪い、マイク・シルト監督も絶賛しました。 【画像】松井裕樹投手と笑顔でウォーミングアップをするダルビッシュ投手 立ち上がり、最初の打者からカットボールで三振を奪うと、その後はスイーパーで打者を手玉に取り、いきなり3者連続三振。2回は2ランホームランを浴びますが、「スライダーとかスイーパーとか、変化球系がよかった」と振り返る右腕は、打者12人から6三振を奪う磐石の調整登板。ストレートも95マイル(約最速153キロ)を記録しました。 この日、6つの奪三振のうち5つが変化球。特に改良していると話すスイーパーには、「自分のカットボール、速いスライダーに、85～87マイルぐらいのスライダーに近い形の曲がりだしというか、(ボールの)出かたと曲がりだしが被るようにしています」と説明します。 打者に球種の判別をさせないさらなる進化を目指し、「前回に比べて真っすぐがちょっとよくなかったですけど、変化球は1歩前に進んだかなと思います」と手応えを口にしました。 またシルト監督は、「良かった。6三振、すべてのボールをコントロールしていた。彼は打者の手元でいいスピンの効いたボールを投げたがっていた。今日は本当に良かった」と絶賛しました。