全日本合唱コンクール、黒沢尻北小(北上)が金賞 小学生部門
【福島県郡山市で報道部・加藤菜瑠】第77回全日本合唱コンクール全国大会(全日本合唱連盟など主催)は17日、郡山市のけんしん郡山文化センターで小学生部門(6人以上、出場37団体)を行い、北上・黒沢尻北小合唱部(鈴木紅葉(くれは)部長、部員48人)が金賞(全13団体)と3位相当の郡山市長賞に輝いた。透き通る「黒北小サウンド」で聴衆を魅了した。 課題曲はハンガリーのラヨシュ・バールドシュ作曲の「風がうたう」。マジャール語の語感の美しさやハミングを丁寧に聴かせ、夜の静寂や風、炎のゆらめきを深い響きで表現した。 自由曲「鮎(あゆ)の歌」は、清流のような美しさや流れに向かっていく力強さを歌声に乗せた。短い命を精いっぱい生きるアユに自分たちを重ね、歌う喜びを体現した。