【北陸新幹線】福井県内開業3月16日はイベント盛りだくさん 人気俳優「駅長」やブルーインパルス…EXILEメンバーも登場
北陸新幹線の福井県内開業に合わせて3月16、17の両日、新幹線4駅周辺でさまざまなイベントが繰り広げられる。恐竜や食、アニメ、伝統工芸などをアピールし、観光客をもてなす。航空自衛隊の飛行チーム「ブルーインパルス」は16日、4駅上空を飛行。福井県によると、県内では21年ぶりの展示飛行で、福井駅上空で実施する絵を描く演目は県内初とみられる。3月16日の主なタイムスケジュールをまとめた。 【グラフィック】各駅のイベント詳細&開催時間まとめ 福井市の福井駅周辺では「北陸新幹線ウェルカムフェスタ」が開かれる。福井商高チアリーダー部「JETS」などが観光客を出迎え、人気グループ「EXILE」の橘ケンチさんが自身監修の日本酒の鏡開きを行う。恐竜ショーや化石発掘体験もある。 敦賀市の敦賀駅周辺では「つるが街波祭」と銘打ち、同駅から金ケ崎緑地までの各所で28のイベントがある。俳優大和田伸也さんや歌手西川貴教さんが特設ステージに登壇し、花を添える。新しい敦賀の地酒「月きよし」の鏡開きなどもある。 あわら市の芦原温泉駅周辺では「新幹線歓迎会」を開催。アニメ「ちはやふる」の声優陣によるトークショーのほか、ダンスパレード、ドローンショーなどを予定している。 越前市の越前たけふ駅では、俳優の小泉孝太郎さんが「越前市特別1日駅長」を務める。越前和紙を使った地元高校生の書道パフォーマンスなどがある。 ブルーインパルスは福井駅上空で15分間、巨大な「さくら」「ハート」「サンライズ」などをスモーク(煙)で描く予定。県はおすすめの観覧場所を足羽川左岸の桜橋―泉橋間としている。他の3駅はスモークを出してまっすぐに飛び、開業を祝う。
福井新聞社