DJ KOO、映画出演は佐藤健のおかげ 一時脚本から消えるも「絶対入れるべき」と抗議
TRFのDJ KOO(63)、俳優の永野芽郁(25)、佐藤健(35)が10月31日、東京・渋谷ストリーム前の稲荷橋広場で開かれた映画『はたらく細胞』(12月13日公開)ハロウィンパーティーに登場した。 【全身カット】キュンです!肩を寄せ合い自撮りをしていた永野芽郁と佐藤健 原作の漫画やアニメと異なり、映画では、細胞たちが体内ではたらく人間・漆崎日胡(芦田愛菜)の視点も描かれている。二胡の喜びなどをDJ KOOが演じる神経細胞が暴れ出す。主演の白血球(好中球)を演じた佐藤は「KOOさんのシーンが大好きなんですよ。台本の打ち合わせの時から、絶対入れてくださいってお願いしてたぐらい」と力強くアピール。 「(DJ KOOのシーンが)脚本も初期にはなかったと聞いたんですが」とMCから問われると、佐藤が「僕が見た時はあったけど、途中でなくなった時があって、俺がなぜなくしたんだって抗議したんです。あのシーンは絶対入れるべきだって」と訴えたことを明かした。DJ KOOは「なので、健 DO DANCEのおかげ」と感謝の言葉を述べた。 また、MCが「大内貴仁監督がDJ KOOさんを絶対出したい!だったら神経細胞だということになったという話もあるんですよね」と付け加えていた。 映画の完成を振り返り、永野は「純粋におもしろく、泣けて、見終わった後に自分の体を大事にしようと思えちゃう素晴らしい作品」とコメント。佐藤も「大満足」ときっぱり。「誰にも自信をもって勧められる王道のエンターテインメント作品になりました。“はたらく細胞”が自分の体にいると思うと、自分のことを大切に思え、大事な人のことを愛おしくなるようになる作品」とアピールした。 DJ KOOが「アドレナリンDJ」として登場し、赤血球と白血球に仮装した総勢26人のエキストラと共に主題歌「50%」(Official髭男dism)の音楽でライブパフォーマンスを披露した。 細胞を擬人化して描き、その斬新かつユニークな設定が大きな話題を呼んだ漫画『はたらく細胞』(著者:清水茜、講談社「月刊少年シリウス」所載)と、スピンオフ作品『はたらく細胞BLACK』(著者:原田重光・初嘉屋一生・清水茜、講談社「モーニング」所載)が原作。 監督は屈指のヒットメーカー・武内英樹(『翔んで埼玉』『テルマエ・ロマエ』)、アクション演出は大内貴仁(『るろうに剣心』『幽☆遊☆白書』)が務め、人間の体の中を舞台に繰り広げられる<世界最小の物語>を、“人間の世界”とあわせて日本映画最大のスケールで描く。 赤血球を演じる永野、白血球(好中球)を演じる佐藤のW主演に加え、人間の親子役で、芦田、阿部サダヲ。そのほか、山本耕史、仲里依紗、松本若菜、染谷将太、深田恭子、板垣李光人、加藤諒、マイカピュ、加藤清史郎、新納慎也、小沢真珠、Fukase(SEKAI NO OWARI)が細胞や細菌役など演じる。