プロ初戦で7位の菅楓華は「自信になった」 今週はトップ合格の清本美波ら新人4人がデビュー戦
<アクサレディスゴルフトーナメント in MIYAZAKI 事前情報◇21日◇UMKカントリークラブ(宮崎県)◇6545ヤード・パー72> 【大好評】清本美波が先生! ドライバーが好きになるコツ教えます 国内女子ツアー第4戦は、宮崎に舞台に行なわれる。前週の「Vポイント×ENEOSゴルフトーナメント」では、昨年プロテストに合格した18歳の菅楓華がプロデビュー。いきなり7位タイに入る活躍を見せた。今週はプロテストトップ合格の清本美波ら菅と同期の4人がデビュー戦を迎える。 昨年のプロテスト合格組は96期生。今週は今春高校を卒業した清本と上久保実咲がプロデビュー戦。また過去にTP単年登録でツアー出場経験のある浅田実那(2017年と18年に5試合出場)と中野恵里花(19年に4試合出場)の二人は正会員としての初戦となる。 ほかにも昨年末のQTでQT1位の宋ガウン(韓国)、同14位の高木優奈、同23位の小西瑞穂、同28位の吉澤柚月、そして主催者推薦で菅もエントリー。合計で9人のフレッシュな顔ぶれが宮崎の地に集った。 開幕から3戦の96期生の戦いぶりを振り返るとQTで前半戦の出場権を獲得した組では、宋は開幕戦の「ダイキンオーキッドレディス」のみの出場だが8位に入っている。髙木優奈は3戦中2試合で予選通過。開幕戦で9位タイに食い込んだ。小西瑞穂は3試合中1試合で予選を通過し、2戦目の「明治安田レディス」で47位タイ。QT28位の吉澤柚月は3戦連続予選落ちと苦しい戦いが続いている。 また、2戦目の「明治安田レディス ヨコハマタイヤゴルフトーナメント」では木村怜衣が主催者推薦で初陣を飾った。平均250~260ヤードの飛ばし屋は、初日にパー4の2打目を直接カップインしてイーグルを奪うなど爪痕を残したが、予選落ちに終わっている。「逃げないようにと思っていましたが、逃げてしまいました」と次戦以降に向けての課題を持ち帰った。 先週の3戦目には、早稲田大学出身の稲垣那奈子も主催者推薦でデビュー戦を迎えた。2日目には「71」をマークしたが、初日「77」が響いて2日間で姿を消した。「初日は変なところで攻めてボギーにしていました。2日目は落ち着いてゴルフをすれば大丈夫かなと思っていたらできました。しっかり頭を使ってゴルフをしたい。初日の教訓を生かしたいです」。試合の中でいかに自分のゴルフができるかを学んだ。 デビュー戦で3日間アンダーパーを並べて7位タイに入った菅は、「トップ10を目標にしてきたので3日間回れたことは自信になりました」と自信を深めた。「今回だけにならないようにしっかり残せるようにしたい」と今週は地元・宮崎県ではより結果を求めて臨むことになる。 同期の活躍に刺激を受けるのは自然の流れ。開幕戦で2人がトップ10に入り、先週は“高卒ルーキー”が活躍した。今週は新たなヒロインが誕生するのか楽しみにしたい。