被災地に最強寒波 雪が残る中、仮設住宅の建設進められる
日テレNEWS NNN
能登半島地震の発生から25日。今シーズン最も強い寒気の襲来に見舞われた被災地・石川県では、雪が残る中、仮設住宅の建設が進められています。珠洲市から中継です。 ◇ 私の後ろの小学校のグラウンドでは、雪が積もる中、40戸の仮設住宅の建設が進められています。こちらの仮設住宅は通常、半月ほどで完成するタイプですが、地震により道路状況が悪く、さらに雪などの影響で、資材の到着に時間もかかり、通常のようには建設が進んでいないということです。 一方、七尾市では25日、初めての仮設住宅の着工が始まりました。中学校の跡地など2か所で、合わせて105戸が建てられる予定です。雪が降る中、作業員が測量器具などを使って作業していました。 仮設住宅の建設が進められる中、避難所に身を寄せる住民からはさまざまな声が聞かれました。 避難者「今の家は住めないから。仮設住宅にしばらくいて、それから考える」「(仮設住宅は)考えてない。(Q.今の自宅を直す?)やっぱり何十年と住んだところがいい」 被災した住民が安心して生活できる環境の早急な整備が求められています。気象条件が悪い中、工事関係者の懸命な作業が続いています。