東京SGは開幕戦で埼玉と激突 新加入の福田健太「後出しジャンケンラグビー」の優位性アピール/リーグワン
ラグビー・リーグワン1部で初優勝を目指す東京SGが17日、東京・府中市での練習を報道陣に公開した。「アグレッシブ・アタッキング・ラグビー」を旗印に掲げる昨季リーグ3位のチームは21日の開幕戦(味スタ)でリーグワン初代王者の埼玉と対戦する。 トヨタから移籍した日本代表SH福田健太(27)は「現代ラグビーは個々の役割が決まっていることが多いが、東京SGはその中で判断が重要。いうなれば〝後出しジャンケン〟」。独特な表現で、決まり切った動きだけではなく、各自の判断に周囲がついていくラグビーの優位性をアピールした。 今季就任した元日本代表SOの小野晃征ヘッドコーチ(HC、37)はHC初陣を前に「ここまでやってきた東京SGのラグビーができることを楽しみにしている」と抱負。初戦のメンバーについて「ジャージーを勝ち取ってきた選手、調子のいい選手が出ることになる」と、競争の成果を強調した。(田中浩)