60歳代男性がInstagramで知り合った女性から暗号資産投資話…約150万円被害
県内に居住する60歳代の男性が、Instagramを通じて知り合った女性から暗号資産投資を勧められ、およそ150万円をだまし取られる被害がありました。 八戸警察署によりますと、男性は今年7月22日ころ、Instagramを通じて知り合った『恵子』と名乗る女性(LINEアカウント「SuzukiKeiko」)とメッセージをやり取りするうちに、相手に恋愛感情を抱くようになりました。 すると恵子からLINEの通話機能及びメッセージ機能で ・イーサリアムという暗号資産に投資するともうかる。 ・叔母が提供した正確なデータノードに従って操作するだけで、安定して利益を得ることができます。 と、暗号資産投資を勧められた上、暗号資産投資に必要なアプリであると説明を受けた「MetaMask」と「Coincheck」をインストールしました。 その後男性は恵子に指示に従い、9月14日、運用資金として指定された個人名義口座に現金5万円を振り込みました。 更に、9月20日及び10月3日、運用資金として、Coincheckで購入した暗号資産合計145万4925円相当のイーサリアムをMetaMaskアプリ内のアドレスに送信しました。 その後男性はMetaMaskから利益を引き出そうとしたところ、引き出しには、認証資金として180万円が必要などと表示され、不審に思い、警察に相談して被害に気づいたということです。 警察はSNSを通じて恋愛感情を抱かせた上、投資で儲かる等などかたり、運用資金等の名目で現金などを振り込ませる詐欺事件が発生しているとして、投資話などを勧められた場合は、必ず家族、知人、警察署または最寄りの交番等に相談するなどして、絶対に1人で対応しないよう呼びかけています。