【ONE】“野生獣”手塚裕之が4連続フィニッシュ勝利もマイク&ボーナス無し……
2024年2月17日(土)タイ・ルンピニースタジアムにて『ONE Fight Night 19』が開催された。 【写真】 栃木県で農家とファイターの二足の草鞋を履く“野生獣”手塚裕之は、2023年10月の前戦『ONE FN15』にスクランブル参戦、ジン・テホを1R、腕十字で下し、日本大会での秋山成勲戦をしつこくアピールしていたが実現せず。2月17日バンコク大会でヴァウミール・ダ・シウバ(ブラジル)とのウェルター級戦が決定したが、シウバの欠場により代役のアブラォン・アモリン(ブラジル)と対戦する。33歳。 対するアモリンは緊急参戦。MMA9勝5敗の37歳で、2022年4月のONEデビュー戦でパク・デソンを右アッパーからパウンドアウト。同年11月にアフメド・ムジタバに三角絞めで一本負けしている。9勝中3KO・TKOで4つの一本勝ち。 ▼第5試合 ウェルター級(※83.9kg)5分3R 〇手塚裕之(日本)13勝4敗=182.50 lbs,(82.7kg)/1.0183 [1R 4分57秒 腕十字] ×アブラォン・アモリン(ブラジル)=182.50 lbs,(82.7kg)/1.0180 手塚は、2020年11月にムラド・ラマザノフに判定負け以降は、アギラン・ターニとエドソン・マルケスを3R TKO。さらにテホを腕十字と3試合連続のフィニッシュ勝利中。4試合連続でフィニッシュとなれば、クリスチャン・リーが持つ王座挑戦に近づく試合となる。 1R、ともにオーソドックス構え。アモリンは左インロー。圧力をかける手塚はコーナーに詰めて右オーバーハンドを見せる。さらに右ハイ。ブロックするシウバ。左の蹴り足を掴んだ手塚は前に出ると互いの右が交錯。 サウスポー構えになるアモリンが左の蹴りも、その蹴り足を掴んでテイクダウンは手塚。ハーフから右で脇差し、左ヒジ。パスガードを狙いつつ左ヒジ。パスしてすぐに腕十字! コーナー際で残り3秒で一本勝ちを決めた。 4連続フィニッシュ勝利。1R決着にリング中央でバック宙、ブレイクダンスを見せた手塚だが、まさかのインタビューは行われず、ボーナスも無かった。
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