【中日】ライデル・マルティネス、涙のキューバ帰国「本当はドラゴンズを出たくないんですけど…」8年の思い出語り感極まる
中日のライデル・マルティネス投手(28)が21日、中部国際空港から母国キューバに帰国した。今季で3年契約が満了し、去就が注目される右腕は8年間在籍した中日への愛を語り、途中感極まって涙を流す様子も見せた。 ◆侍ジャパン・高橋宏斗、ライデル・マルティネスとじゃれあう【写真】 「すごく居心地がよくていいチーム。本当はドラゴンズを出たくないんですけど、今は戻ってこれると言い切れる状態ではない。ファンも素晴らしい応援をしてくれてもう1つの家族みたいな存在。8年間を思い出すとすごく感情的になる」と声を詰まらせながら語った。 今季は開幕から不動の抑えとして君臨し、60登板で2勝3敗、43セーブ、防御率1・09で2年ぶり2度目の最多セーブを獲得した右腕。8年間を思い巡らせながら機上の人となった。 中日はマルティネスに残留を要請しているが、18日には加藤球団本部長が保留者名簿から外れる見込みと明かしている。NPBへ提出する保留者名簿から外れると自由契約選手として12月に公示され、中日を含む全12球団と交渉できる。
中日スポーツ