アニメ「ダンダダン」の第3話が放送

アニメ「ダンダダン」(毎週木曜深夜0:26-0:56ほか、MBS/TBS系ほか／ABEMA・ディズニープラス・FOD・Hulu・Lemino・TVerほかで配信)の第3話「ババアとババアが激突じゃんか」が10月17日に放送された。今話ではモモ(CV.若山詩音)の祖母である霊媒師・星子(CV.水樹奈々)が登場し、ファンキーなキャラクター性と演じる水樹の声とのマッチが反響を呼んだ。(以降、ネタバレが含まれます) 【写真】”奈々様”の星子、ギリギリ露出の攻めた衣装で登場 ■“奈々様”登場でファン歓喜「星子さん奈々様にしたの神の一手」 第3話では、ここまでちらっとだけ映ってきたモモの祖母・星子が本格登場した。前話でフラットウッズモンスターを撃退したはいいものの、戦いのダメージでモモは昏倒し、呪いを抑えられなくなったオカルン(CV.花江夏樹)はターボババア(CV.田中真弓)に変身したまま暴走してしまう。倒れるモモが襲われそうになるところ、間一髪で星子が窮地を救う。 高校生の孫娘を持つ星子だがその風貌はあまりに若々しく、奇抜なファッションで胸の谷間と生脚を大胆に露出するスタイル。視聴者をどよめかせつつ、さらに変身したオカルンをいとも簡単に結界で封印してみせる。エセ霊媒師のように見えて実力は本物で、「ギャルババアつよ！」「一段と突き抜けてるのキタ」など視聴者も沸く。 また、星子役を演じているのは人気声優であり声優アーティストのトップランナー、水樹奈々ということで、SNSには“奈々様“がずらりと並ぶ。「奈々様のカッコいい演技がすごくピッタリ」「星子さん奈々様にしたの神の一手」「奈々様のロックな声やっぱり好きだー！」など、ファンから盛大な反響を呼んでいた。 ■バトルなくてもキャラクター劇が面白い セルポ星人、フラットウッズモンスターとの戦いが見どころになった前話までから一転、今話は冒頭以外、バトルのないエピソードに。それでも面白さは十分。モモ、オカルン、星子のキャラクター劇がエピソードを楽しませてくれた。 トンネルの地縛霊と合体したターボババアをテリトリーから引っ張り出すため、星子が提案したのはターボババアとの鬼ごっこだった。そのための特訓を始めようとするが、朝からオカルンのトイレ問題が勃発。花江のキー高めにした忙しい演技と、内股で右往左往するオカルンという古典的な絵面がマッチして絶妙な面白を引き出していく。さらに、それを眺める星子は絶滅危惧アイテムの昭和腹巻を装着したアイマスク姿。めざとい視聴者からは「沖田のアイマスクw」「銀魂リスペクトがここにも」などツッコミが入っていた。 結局激しいトイレ争奪戦の末に、オカルンはなんとか綾瀬家の便座を確保することに成功し、朝一番の危機を乗り越える。ただ、それはモモに見られながらというとっても悲しいものだったが…。「こんな呪い、さっさと解放されたいっす」とメソメソするオカルンに、視聴者からは「モモちゃん、トイレくらい貸してあげてな」「見られるのも見るのもイヤなパターン」といった同情が集まっていた。 ■感染力を持っていたターボババアの呪い 今回、星子のおかげでモモの超能力の謎も少しだけ解明された。どうやらモモは人やモノが持つオーラを感知し、それを掴むことでモノを動かしたり、ターボババアの呪いを抑え込んでいるらしい。ただ、どういうわけか本来の力は封印されているようで、力を100パーセント発揮するには修行をして少しずつ解放していくしかないという。 しかし、そんな話でオカルンのトイレ姿から目を逸らしてしまったわずかな隙に、ターボバババアが現れてしまう。ここでターボババアの呪いはオカルンを媒介に感染し、オカルンが見た者は呪い殺せるという事実が突きつけられる。特訓どころではなくなり、モモとオカルンはターボババアが指定した今夜、トンネルに向かうことになる。 悪霊用の戦闘服である神職衣を着せて、無事を祈りながらモモを送り出す星子。モモも大切な人を傷つけられた怒りから、「ターボババアの野郎、ボッコボコにしたるわい！」と宣戦布告する。そんな2人の気持ちを見届けた視聴者からは、「クソババアと言いつつ大切な家族」「大事な孫娘で、大事なおばあちゃんなんだよな」と声が集まる。 また、今話も視聴者大満足だったようで、放送後には「料理で例えると満漢全席」「声優の演技だけでも面白い」「面白さがどんどん加速していく」など多くの絶賛コメントが寄せられていた。 ◆文＝鈴木康道