本科の男子学生、花岡悟（岩田剛典）と対面する寅子（伊藤沙莉）(C)NHK

女性弁護士を目指し、同じ志を持つ仲間たちと法曹の世界へ飛び込んでいくヒロインの姿を描く連続テレビ小説『虎に翼』（ＮＨＫ朝ドラ）。「屈み女に反り男？」と題する第４週（４月２２日～２６日放送）では、明律大学法学部に進学した寅子たちが、これからともに学んでいく男子学生たちと対面する。 【写真】講義中に表情が曇る、寅子の同期・梅子（平岩紙） 大学の女子部法科を卒業したヒロイン・寅子（伊藤沙莉）たちが、本科と呼ばれる明律大学法学部に進学した第１６回（４月２２日放送）。世間ではついに法改正が行われ、女子も正式に弁護士になるための試験を受けられるようになったことで、寅子たちは一段と気合いが入っていた。 本科の教室では、男子学生の花岡悟（岩田剛典）たちが待ち受けていたが、花岡は意外にも寅子たちに好意的に接する。男子学生になめられてはいけないと気を引き締めていた寅子は自分の偏見を恥じるが、対して同級生のよね（土居志央梨）は疑いの目を持っており・・・。 本作は、戦前戦後に女性法律家の草分けとして足跡を残した三淵嘉子（みぶちよしこ）さんをモデルに、日本初の女性弁護士でのちに裁判官となる一人の女性が、困難な時代のなかで仲間とともに道なき道を切り開いていく物語。