『好きなYouTuber』二宮和也率いる“よにのちゃんねる”が2連覇
■料理・お笑い・クイズ…初ランクインは3組
料理研究家でYouTuber【リュウジ】が初登場で4位に。YouTubeやツイッターで更新し続ける「簡単・爆速レシピ」が話題を集めている。2018年に開設した『料理研究家リュウジのバズレシピ』は466万人のユーザーがチャンネル登録している。 料理というジャンルなこともあり、女性からの票が多数。「料理初心者でも作れる美味しいレシピをたくさん公開しているから参考になります」(愛知県/30代/女性)、「リュウジさんのレシピ、美味しい、早い、めんどくさくないと働く自炊人の救世主のような神レシピなうえ、ご本人も面白い方なので料理しないときでも見てます」(福岡県/40代/女性)と、一人暮らしの女性や毎日の献立に悩む主婦の救世主となっている。 5位にランクインしたのは【チョコレートプラネット】。チャレンジ系、コント、ロケなど様々な企画を投稿しているが、なかでも定番となっているのが「悪い顔選手権」企画。長田庄平と松尾駿がもしも逮捕されるようなことがあった場合、どちらが悪い顔をできるか競い合うという趣旨のもと誕生した。チャンネル内で多彩なゲストが“悪い顔”にチャレンジする一方で、テレビ番組でも展開される人気企画だ。 2020年からスタートしている企画ではあるが、「『悪い顔選手権』が面白いとすすめられてからハマってる。『悪い顔選手権』、大好きです」(神奈川県/40代/女性)といまだファンを獲得している。 ほかにも「動画のテーマが独特で面白い。(架空の偉人の名言を創作するなど)2人の仲が良さそうで、観ていて安心するのも良い」(千葉県/20代/男性)、「専門家になってインタビュー形式で対談するやつ。適当なカタカナ語を使ってそれらしく見せているけど全然内容がないので面白い」(神奈川県/40代/男性)など、コント師ならではの動画で幅広い世代に称賛されている。 6位には、クイズ王伊沢拓司率いる、東大発の知識集団【QuizKnock(クイズノック)】がランクイン。メンバーであるふくらPの提案で、2017年にYouTubeチャンネルを開設し、QuizKnockのメンバーがクイズや謎解き、実験を行う動画を投稿している。 そんな彼らには、「クイズそのものだけでなく、クイズを楽しむ人の姿や勉強を楽しむ姿勢、学びながら遊ぶ・遊びながら学ぶということを伝えてくれるから。どの動画も面白いだけでなく、安心して見ることができるから」(東京都/30代/女性)という親世代からのコメントが多数。「学ぶことがこんなに楽しいということをここで知りました」(新潟県/50代/女性)と世代問わず“学ぶ”楽しさを動画で伝えていっている。 TOP3は昨年と変わらぬ結果となったが、4位以下では大きな順位変動があった今回のランキング。コメントの中で散見されたのが「子どもと安心して見られる」「コンプライアンス意識の高さ」「誠実さ」というワードだ。一歩間違えば、炎上や暴露の餌食になってしまうリスクを知っているからこそ、企画の選定は重要であり、視聴者や視聴時間を限定しないコンテンツというのも、選ばれている理由になるのかもしれない。 【調査概要】 調査時期:2024年1月30日(火)~2月5日(金) 調査対象:計1000名(自社アンケートパネル【オリコン・モニターリサーチ】会員10代、20代、30代、40代、50代の男女)※YouTube視聴者 調査方法:インターネット調査 調査機関:オリコン・モニターリサーチ