ソフトバンク2年目捕手、長打力向上に取り組んだ宮崎で「やりたいことがやれた」 三塁守備にも挑戦して「整理してキャンプに入る」
ソフトバンクの吉田賢吾捕手(23)が28日、長打力向上に取り組んだ「みやざきフェニックス・リーグ」の収穫を口にした。最終日に予定されていたDeNA戦(ひむか)が雨天中止。木の花ドームで打撃練習などを行って「やりたいことがやれた」と振り返った、 ■夫のユニフォーム着て背筋ピン! モデル妻が連勝後押し【写真】 2年目の今季は1軍で10試合、ウエスタン・リーグで79試合に出場。ウエスタン・リーグは昨季の2倍以上に出場試合数を増やし、打率3割3厘をマーク。出塁率3割5分7厘は昨季を上回り、三振率も1割台を切るなど、進歩の跡を見せた。 ただ、長打率は4割7分1厘から3割9分4厘に落ちた。「(入団して)2年間でいいところも悪いところも出たけど、振り返ったらどんどんバッティングが小さくなっているような感じがする」と自己分析する。 みやざきフェニックス・リーグは「三振、凡打を嫌がらずに、しっかり振ろう」と臨み、7試合に出場して打率3割2分。17日のDeNA戦(生目第二)では左越えのソロ本塁打を放った。それでも「結果が出ても出なくても、そういう(試す)時期だと思ってやっていた」と語る。 守備に関しても20日のヤクルト戦(西都)で三塁手としてスタメン出場。「(三塁は)練習もしていない。コーチも考えてくれて、一回チャレンジしてみようと」と明かした。秋の宮崎での収穫を糧にして「できたこと、できなかったことを整理して、(秋季)キャンプに入りたい」と意気込んだ。(浜口妙華) 【#OTTOホークス情報】
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