五明宏人 （C）ORICON NewS inc.

■『雷神番外地』（31日・さいたまスーパーアリーナ） 　朝倉未来軍vs.平本蓮が率いるブラックローズの対抗戦第1試合で、赤田プレイボイ功輝に判定2-1で勝利した五明宏人が、試合後インタビューで反省の言葉を口にした。 【インタビュー動画】朝倉軍・五明宏人「未来さんの復帰を聞いて感極まった」僅差判定勝利に反省 　朝倉未来と同じJAPAN TOP TEAM所属で、DEEPでキャリアを重ねRIZIN本戦も間近と思われた五明と、打撃出身でMMAは11月にアマチュアDEEPで1戦したのみの赤田。歴然としたキャリア差がありながらも赤田が健闘し、3ラウンドには右のパンチを五明にヒットさせダウンを奪うシーンも作った。 　その後は五明が決定打を許さずになんとか判定に持ち込み、ジャッジ1人が赤田に入れたもののほかの2人は試合全体をコントロールした五明に入れ、判定2-1で五明が勝利した。 　試合後インタビューでの開口一番「不甲斐ない試合をしてしまった。朝倉未来軍に勢いをつけたかったけど、判定で割れてしまった。どちらに転んでもおかしくない展開だった」と自身のパフォーマンスに対して悔しさをにじませた。 　対戦相手の赤田について「しっかり練習しているなと思った。MMAのキャリア差があると言われているが、立ち技は相手のほうが長いので」と互いに高いレベルで戦えたことに満足感を示したが、「現時点ではRIZINでは活躍するには程遠い。再びRIZINに立つためDEEPのフェザー級で成長を目指したい」と冷静に分析した。 　自身の格闘技の師匠でもある朝倉未来の復帰が試合前に発表されたが「同じチームメイトとして、復帰を聞いた瞬間は感極まった。それでちょっと固くなってしまった部分もあった」と本音を明かした。