MLB“透ける”ユニホームが改善へ 「上下の色合いが違う」「背中の名前が小さい」など不評続々
MLBが、今春から導入されその素材から“透ける”と不評だった新ユニホームを改善することが明らかになった。28日(日本時間29日)にESPNが報じた。 MLBが28日に選手に配布したメモを同局が入手。今季から全球団で着用が始まったナイキ社製のユニホームだが、白いズボンは透けるとして大不評になっていた。 他にも改善点があり、小さいと指摘されていた、背中の名前のフォントのサイズを従来の大きさに戻し、色合いが微妙に違って見えていたビジター用ユニホームのグレーのトップスとズボンの色合いを統一。また、汗をかきやすいことにも対処していくという。これらの問題点は、遅くとも来季開幕までに修正される見通しだ。 選手会は選手らにこの変更を伝え、高性能をうたってデビューした「ヴェイパー・プレミアユニホーム」とナイキ社を非難。「すべてはナイキ社の問題。その核心は、ナイキ社が革新する必要のないものまで革新したということだ」とメモにつづった。 現在のユニホームは昨年の球宴で披露され、今季から導入されていた。
報知新聞社