今回の取材のために希少な車両を用意してくれた

現在でも実用性の高いクルマとしてユーザーに愛されているキャラバン。その歴史は約60年前まで遡る。初代が発売されたときのコンセプトは現在と同じ、実用性が高く広い室内の箱型スタイルであった。 【画像7枚】現存すること自体珍しいハチマル時代のキャラバンとホーミー。特にE23は代替部品が希少なため維持するのは難易度は高め 【ハチマル世代のハイエース＆キャラバン大集合！】 　今回希少な車両を用意してくれたのが、バラクーダ。これからハチマル世代のキャラバン＆ホーミーの世界に足を踏み入れようという読者に、同店代表からアドバイス。 「E23は個体数がほとんどないので選り好みできる状態ではありません。現実的な選択はE24になりますね」。 では、そのE24については？　 「時間をかけて探せば、まだまだビックリするような個体が見つかることがあります。ただ、注意したい点が2つ。ひとつは前期の個体が少ないこと。もうひとつはガソリン車が少ないこと。とくに当時はディーゼル車の販売台数が多かったので、ディーゼル規制のある地域では希望の個体に出合うのに時間がかかるかもしれませんね。とはいえ、部品供給の心配も少ないですし、維持しやすいクルマと言えます」 とバラクーダ代表はE24ライフを始めたい読者の背中を押してくれた。 初出：ハチマルヒーロー 2017年5月号 Vol.41
 （記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです）