大谷翔平は「ビッグ3」、菊池雄星は夏4強、佐々木麟太郎は140本/花巻東OBトリオの高校時代
花巻東(岩手)出身3選手が活躍した。この日はドジャース大谷翔平投手(29)が5試合ぶりの16号2ラン。さらに、米スタンフォード大に進学した佐々木麟太郎内野手(19)が、MLBドラフトリーグで米国デビュー。初アーチを含む2安打3打点と大活躍した。また、ブルージェイズ菊池雄星投手(32)も、ブルワーズ戦に先発し、5回無失点で4勝目を挙げた。 【動画】打った瞬間確信歩き!大谷翔平5試合ぶり16号本塁打! ◇ ◇ ◇ ★花巻東OBトリオの高校時代 ◆菊池雄星(07~09年度) 1年夏、3年春、夏に甲子園出場。3年春は岩手県勢初の準優勝を導いた。3年夏は明豊戦で今宮健太(現ソフトバンク)との投げ合うなど4強入り。155キロをマークした。ドラフトではレンジャーズと面談したが、最終的にメジャー志望を取り下げ、6球団競合の末に西武入り。 ◆大谷翔平(10~12年度) 2年夏、3年春に甲子園出場。大阪桐蔭・藤浪晋太郎、愛工大名電・浜田達郎と「ビッグ3」として注目される。3年春は初戦で藤浪から本塁打を放ったが、投手では9失点で敗れた。高校時代の最速は160キロ。ドラフトではメジャー志望を宣言も、日本ハムが強行指名。入団にこぎつけた。 ◆佐々木麟太郎(21~23年度) 父洋さんが監督を務めるチームで2年春、3年夏に甲子園出場。2年春は4打数無安打、8強入りした3年夏は16打数6安打。高校通算140本塁打(公式戦18本)は早実・清宮の111本を超えた。ドラフトでは1位指名が確実視も、プロ志望届を提出せずに米スタンフォード大進学。