山形・天童市長選が告示 新人2人の一騎打ち 平成20年以来、16年ぶりの選挙戦
任期満了に伴う山形県天童市長選が24日告示され、いずれも無所属新人で、元同市議の笹原隆義氏(43)と元同市副市長の新関茂氏(67)=自民、国民推薦=の2人が立候補した。12月1日に投開票が行われる。同市で市長選が行われるのは平成20年以来、16年ぶり。 笹原氏は、衆院議員秘書の後、平成27年から同市議を3期務めるなどした。地域活性化策として、ICT(情報通信技術)の活用を提唱しているほか、ブランド力を向上させて農業の振興を図るなどとしている。 新関氏は、同市職員を経て26年から副市長を務めた。子育て・教育分野に関しては、部活動の地域移行に向けた支援などを唱え、農業分野では、担い手の確保と「儲(もう)かる農業」の推進を掲げている。 選挙人名簿登録者数は23日現在で5万546人(男2万4452人、女2万6094人)。