陸自警務部の陸曹長(50代)を停職処分 広島・海田市駐屯地
陸上自衛隊海田市駐屯地の警務隊所属の陸曹長(50代)が停職1カ月の懲戒処分を受けました。 陸曹長は以前所属していた別の警務隊で、2019年10月から翌年12月ごろまでの間、部下の隊員に日常的に「おっさん」などの暴言を含む威圧的な指導を行ったり、スリッパで殴るなどの暴行を加えたりしたということです。 被害を受けた隊員が陸上幕僚監部の窓口に相談したことで発覚し、暴行については暴行罪で罰金処分を受けました。さらに聞き取り調査などの結果、停職1カ月の懲戒処分を受けたということです。 第132地区警務隊長の後藤憲一3等陸佐は「このような事案を起こすことがないよう、今まで以上に隊員個々の服務指導と明瞭闊達な職場環境の構築を徹底し再発防止に努める所存です」とコメントしています。 警務隊は陸上自衛隊内で犯罪の捜査や犯罪予防、秩序の維持などを行う部隊です。