会見に出席した桜庭大世

　格闘技イベント「JAPAN　MARTIAL　ARTS　EXPO　PROLOGUE」（19日、神奈川・横浜BUNTAI）で、「QUINTETルール　5vs5勝ち抜き戦」に出場する桜庭大世（25）が、大みそかのRIZINデビューに向けて爪跡を残すことを誓った。 　QUINTETは〝IQレスラー〟こと桜庭和志がプロデュースするグラップリングの団体戦イベント。今大会は、桜庭の長男・大世が同団体のチーム「TEAM　SAKU」（出花崇太郎、内柴正人、平田直樹、ジュマナザロフ・ラトベック）をリーダーとして率い、RIZINファイターで編成された「TEAM　RIZIN」と対戦する。 　その記者会見が17日、横浜市内で行われた。大世は「5人で集まるのは初めてだけど、すごく心強いと思った。（勝ち抜き戦で）5人抜きたいです」と鼻息を荒くした。 　一方の対戦相手は矢地祐介（34）がリーダーを務め、このほかに北岡悟、横山武司、倉本一真、新居すぐるが出場する。大世は7月のRIZINさいたま大会で父とリングに上がり、大みそか大会で初参戦することを発表していた。 　今回のイベントで、特に倒したい相手について「体重が重い人を倒した方が（大みそかの）期待値は上がると思うので（体重が）重い矢地さんと北岡さんかな。でも、横山さんもガチガチの柔術家だと思うし」と3人の名前を挙げた。 　大世に指名されたRIZINチーム主将の矢地は「（QUINTETは）僕も何回か会場で見させてもらったことがあるけど、ドキドキハラハラするような寝技が見られる大会だと思う。『TEAM　SAKU』ということで大将の〝サクジュニア〟と対戦してみたいです」と腕をぶした。