広島 ビジター9連敗で4位転落 バンテリンでは11試合連続3得点以下 森下が自己ワースト更新の5連敗で9敗目
「中日2-1広島」(22日、バンテリンドーム) 広島が接戦を落とし、ビジターで9連敗。勝てば9月初の連勝だったが打線が沈黙し、今月は4勝15敗となった。 【写真】必死のスライディング 矢野の右前打で本塁を狙うもアウトになる羽月 先発の森下は要所を締められなかった。1点リードの二回は先頭の細川に四球。続く宇佐見に右前打で無死一、三塁とすると鵜飼の内野ゴロ間に同点に追いつかれた。 同点で迎えた五回は1死から涌井に、甘く入った変化球を左中間へ運ばれる二塁打を浴びる。涌井は試合まで、20打数無安打。今季初安打を許し、ピンチを招くと、その後2死三塁となり、村松に初球を一、二塁間に運ばれ、勝ち越し点を献上した。最終的に6回6安打2失点で降板。これで自己ワーストを更新する5連敗となり、9敗目を喫した。 打線は初回2死二塁から、小園が5試合連続適時打となる左前適時打を放ち、先制に成功。六回1死では矢野が涌井に対し、1打席最多投球数の新記録となる22球を投げさせ四球をもぎ取るも、後続が続かず無得点に終わった。 八回は1死二塁で矢野が右前打を放ち、二走・羽月が一気にホームを狙うも、細川の好返球にあいタッチアウト。バンテリンでは11試合連続で3得点以下となった。