染谷将太主演『BAUS 映画から船出した映画館』に鈴木慶一、橋本愛、光石研、とよた真帆ら出演! 場面写真到着
<コメント全文>
■鈴木慶一(タクオ役) 素晴らしい作品と監督とそのチームに出会いました。多分、私の最長出演時間の一二を競う映画『BAUS 映画から船出した映画館』100年近く劇場にかかわる家族の歴史の映像に参加できてとても嬉しいです。 実際に出演したり、観に行ったりしたシアターの物語、さらに私の個人史を語らせていただくなら、父親が戦後すぐ、井の頭公園付近での劇団の公演を観て「入らせてください」と飛び込んだことや、母親はムサシノ市で生まれ、吉祥寺で映画ばかり観ていたことを撮影中思い出していました。この映画の中には通りすがりの両親がいる、そんな気持ちでした。甫木元監督他、スタッフの若さと偉大さに(菊池信之さんのお達者も含めて)ほれぼれしたのです。青山真治監督はバーで一度お会いしましたが、お話し出来なかった。しておきたかったな。そして本田拓夫さんに感謝いたします。 この映画のピースの一片 鈴木慶一 moonriders ■橋本愛(ハナエ役) 若くして亡くなってしまった一人の女性、その魂は、幻ではないと思いました。今もあなたに語りかけ、今もあなたと旅をし、あなたと同じ夢を見る。映画も、映画館も、肉体こそ失われたとしても。 ■光石研(大将役) 逝去した青山真治監督が撮る予定だった本作を、教え子で愛弟子の甫木元さんが監督した。そんな「重い継承」。現場はさぞかし混乱し、右往左往していると思いきや、監督を中心に若きスタッフ達は、軽やかに楽しく進んでいた。 青山映画を回想しつつ、甫木元フレイバーを纏い、天翔る映画になっていた。ふと、青山監督のデビューと甫木元監督が重なった。 ■とよた真帆(タネ役) “映画を中心に生きる人”の数々の人生。アーティストでもあるホキモトソラ監督のリズミカルな表現で長い年月を一緒に駆け抜けられた。どんな人の人生も振り返れば愛おしい一本の映画みたいだと思う。