「出せへんってありえへん」「なにへらへら笑うとんねん」維新の市議らが職員を罵倒 暴言ともとれる発言に四條畷市議会で初の懲罰委員会
大阪府四條畷市の職員らに対し暴言ともとれる発言をしたとして、四條畷市議会は2日、市議2人についての懲罰委員会を開きました。四條畷市議会で懲罰委員会が開かれるのは初めてです。 問題視されているのは、7月10日に開かれた公共施設の再編を審議する特別委員会での、大阪維新の会・坂本勇基市議となわて葵風会・渡辺裕市議の発言です。 2日の懲罰委員会によりますと、坂本市議は特別委員会で自身が求める資料が市から提示されないことに激高し、大声で「民間なら出さなあかんねん」「出せへんってありえへん」などと市職員を罵倒したということです。 坂本市議は2日、発言で各所に迷惑をかけたと謝罪し「今後は丁寧な説明に細心の注意を払う」と述べました。 その一方で「民間企業の一般論を話したに過ぎず、民間企業の内容を強要したわけではない」「どの発言がハラスメントになるのか分からないため弁護士に相談したところ、抵触しないという判断をいただいた」などと話しました。 また、渡辺市議は坂本市議の発言の際に特定の職員を指して「なにへらへら笑うとんねん。真剣な議論してるんや」と2度にわたり不規則発言を繰り返したといいます。 渡辺市議は発言を暴言と認めた上で謝罪しました。 懲罰委員会ではこのほか、職員に対し、ハラスメントに関するアンケート調査を実施することで合意しました。 次回の懲罰委員会は8月22日(木)の予定です。
ABCテレビ