会見を行うGENERATIONSの関口メンディー

　【芸能　覆面座談会】退社や独立、再始動といったワードがやたら飛び交う春でした。本格復帰が期待される中森明菜（58）は、歌手だけでなく、女優や声優も視野に入れていることが分かった。氷川きよし（46）は独立し、関口メンディー（33）はGENERATIONSを卒業。それぞれの新たなスタートに注目です。 　リポーター　GENERATIONSの関口メンディーがグループを卒業し、同時に「LDH」を退社することを発表した。 　ワイドデスク　EXILE　TRIBEを世間に広く浸透させた功労者だっただけに、驚いたのは自分だけではないはず。世の中へのインパクトも大きく、発表翌日には緊急で記者会見も行われた。昨今の芸能界ではこういった発表を公式サイトやSNSでの発表だけで済ますことが多く、会見を行うケースはまれ。LDHも事の大きさを認識していたようだ。 　週刊誌記者　会見の内容にも驚かされた。通常、卒業や退社は円満を強調するけれど、メンバーたちはメンディーに対し怒りや不満の声をぶつけた。他の6人が納得していないことは誰の目から見ても明らかで、その様子を隠さず見せるのもLDHらしい“ガチンコ会見”だった。 　ワイドデスク　最後に7人そろってパフォーマンスをしたのは6日放送の「CDTVライブ！ライブ！」だった。ファンと直接会えるコンサートという形ではなく、テレビでお別れというのも寂しい気がする。 　本紙デスク　それだけ今回の決断がメンディーの強行突破だったことがうかがえる。会見では「自分としてはライブという形でお別れをしたかった」と本音を吐露していたものの、さまざまな調整ができないまま発表された形だ。 　リポーター　なぜメンディーは辞める決断をしたのだろう。 　週刊誌記者　一つにはグループを離れても自分一人でやっていけるという強い自信があった。米国出身で、ナイジェリア人の父と日本人の母という特殊なルーツだけに、海外への思いも強かった。まだ具体的な方向性は見えていないようだが、アーティスト業、俳優、バラエティーなど幅広く挑戦していくことになるだろう。 　本紙デスク　特に注目を集めるのが俳優業。これまではバラエティー番組を主戦場としていたが、昨今は俳優としての評価がうなぎ上り。コミカルな三枚目から繊細な役まで幅広く演じられて、持ち前の身体能力の高さからアクションにも期待が高まっている。すでに俳優としての仕事がいくつか決まっているという話も聞く。 　ワイドデスク　自分の夢のためにグループを離れる決断をした。残った6人にとってはフロントマンを失った形となり、今後はいばらの道になるだろう。不満が出るのは当然で、だからこそメンディーにはメンバーを納得させられるだけの活躍をしてほしいね。