水族館にカカシ!? その理由とは・・・
山口朝日放送
下関の海響館は先月から改装工事のため休館となっています。 その後、マンボウに異変が起こったそうなんですがその理由は水族館ならでは。 ちょっと気持ちがほっこりするものでした。 スタッフの方は、こう語ります。 =海響館・宮澤萌さん= 「海響館が休館してからちょっとマンボウが調子を崩してしまっていて」 どうやら元気がなくなっていたそうですが…。 =海響館・宮澤萌さん= 「いろいろエサの量を減らしてみたりやってみたんですけど、 その中でもマンボウの行動に変化が見られたのがこちらです」 「水槽のアクリル面に海響館のスタッフの制服とかを張り付けている カカシみたいなものですかね」 水族館にカカシ?いったい何のために?? =海響館・宮澤萌さん= 「結構好奇心が旺盛でお客様が水槽の前に立つと 結構寄ってきてくれるような個体なので、もしかしたら休館して今までいたお客さんが ぱったり見られなくなってしまったので、そういうのがもしかしたら環境の変化として マンボウの体調に影響を及ぼしたのかなと」 そこで、人がいるように見せるため 水槽に制服や顔写真を張り付けてみたんだそうです。すると…。 =海響館・宮澤萌さん= 「調子崩した時からクラゲを食べなくなっていたんです。 そのあと、この制服を設置して次の日からクラゲをまず食べるようになって 調子よくなってきたなと思ったら、次の日からどんどんいいほうに行動が変わっていった」なんと!君は寂しがり屋だったのか?…どうかは定かではありませんが、 カカシを置いてからは、元気を取り戻したそうです。 =海響館・宮澤萌さん= 「今回のマンボウに限らず休館してる間も生き物の面白い映像だったりとか 普段見られないような映像だったりとかも撮ったりして SNSとかでも発信していく予定なので、 それを見ながら待ってもらって休館が明けたらぜひたくさん遊びにきていただければ」 海響館が再開するのは今年7月ごろの予定。 また、会いに来るからそれまで元気でいてね。