【ボートレース】好エンジンゲットの川辺郭人が水神祭を目指す~大村ルーキーシリーズ
◆大村ルーキーシリーズ第17戦(25日・ボートレース大村・前検日) 川辺 郭人(24)=佐賀(初日1Rに出走) 身長172センチのイケメンは、逸材多い峰竜太グループの一員。イカで有名な唐津市呼子町出身で、常住蓮と小玉啓太は幼稚園、小学校、中学が同じの同級生で野球仲間。高校は別々で、川辺は高校卒業後は久留米大学に進学した。ボートの世界は未知だったが、大学在学中に常住がデビューを果たす。身近な存在が進んだ道に興味を抱き、小玉がボートレーサー養成所に受かったときに初めて試験を受け、3回目で合格した。 133期生として昨年11月にデビュー。2期目を終えようとしているが、プロの壁は厚くいまだ未勝利。前節の芦屋一般戦はエース機で舟足は万全。2日目は3着に絡む好ファイト。水神祭に胸膨らんだが、3日目に不運にもエンスト失格。事故を境に、機力もリズムも完全に下降してしまった。 大村ルーキーを前に、地元からつで自主訓練(計2日間)に励んだ。1日目はSGチャンプの定松勇樹と本番さながらの模擬レースを行った。「定松さんからうまくなっていると言われました。同期の半分くらい(14人)が水神祭をしている。早く勝ちたい。芦屋に続いていいエンジンを引きました。伸びとか良さそうです」。27号機は9月のG3オールレディースで山川美由紀が伸び節イチで優勝を飾った好素性機。期末最後の戦い、目指すは「初勝利」だ。
報知新聞社