佐久間宣行氏、芸人オーディションで見るポイントを明かす「予定調和じゃないキレ方をしたのが、きしたかの」
元・テレビ東京のプロデューサーで、現在はフリーのテレビマン・佐久間宣行氏がメインパーソナリティの「オールナイトニッポン0(ZERO)が11月13日にライブ配信アプリ「17LIVE」にて生配信された。生配信では番組収録の様子やリスナーからのリアルタイムでのコメントに加え本編放送後のイチナナ限定アフタートークも見ることができる。 【動画】きしたかのと焼鳥屋で呑みながら深い話をする佐久間宣行氏 ■「佐久間さんがニヤニヤ笑ってたからいけると思ってやった」 この日も自身のイベントグッズである“50-50”の黒いトレーナー姿で登場した佐久間氏は、面接についてのトークを展開。リスナーからの「新卒で入社面接を受けた会社で、面接中に『陸上部に所属してたんだ。じゃあ、ここで走ったり跳んだりできる?』って言われるがままに、オフィスの中をスーツ姿で跳び回って、それで内定がもらえました。就活ってこんなんでいいのか…って困惑しました」というメールが届き、佐久間氏は「分かる」と笑う。 「就活って受ける人の目線がほとんどだけど、俺、面接官やってるからね。選ぶのも難しいのよ」と口にした佐久間氏は、テレビ東京で一次面接官を務めたときのエピソードを披露。その後、話題は芸人のオーディションへと展開し、佐久間氏は「芸人のオーディションは、もちろんネタが圧倒的に面白ければそのままだけど、どっちかっていうと予定調和崩してくれるかな~と思って、ここ(質問表)に書いてないことを聞いたり投げたりする」と明かす。 「あと、結構早めに(質問表を)閉じて、『もう聞きたいこと聞けたんですけど、なんかあります?』って投げるの。それは、どんな芸人さんにも」とこちらからの質問は早めに切り上げて逆質問を投げ返すと話す佐久間氏。続けて、「俺さ、芸人のオーディションって、『青春高校3年C組』(テレビ東京系)の頃のアシスタント(までなの。それ)以外はディレクターやってるから」と今ではほとんど自身がオーディションに出向くことはないと言い、「もう俺がいちいち(オーディションの面接官を)やることはないけど、やってた頃はそうだった。早めに決めて投げるみたいな」と振り返った。 「それで、予定調和じゃないキレ方をしたのが、きしたかの」と思い出し笑いをする佐久間氏は、「急に『なんだお前!どうせ決まってんだろ!!』みたいなことを言ってブチギレて、俺がニヤッと笑っちゃって通した」とぶっちゃける。 「『青春高校3年C組』のオーディションのときに、きしたかのだけ、なんかメチャクチャなこと言いはじめて。要は高野(正成)くんが急に勝負し始めたんだよね」と声を弾ませる佐久間氏は、「ディレクターはみんな『なんだコイツ…』みたいな感じで少しピリッとしたんだけど、俺だけニヤニヤ笑ってて。高野曰くね、『佐久間さんがニヤニヤ笑ってたからいけると思ってやった』って言ってた」と裏話を披露し、豪快に笑っていた。 ■「毎年思うの、『マジ歌』に関して」 イチナナ限定アフタートークでは「ゴッドタン 芸人マジ歌選手権」(テレビ東京系)についての話題に花を咲かせる佐久間氏。「毎年思うの、『マジ歌』に関して」と口火を切った佐久間氏は、「『マジ歌』ってもうね、8月ぐらいから一発目の打ち合わせを始めちゃうのね。でも、その時点ではやらないかもしれないじゃんって、毎年(思うの)」と口にした。 「特番のオンエア日とかが決まるのって3カ月前ぐらいだから、毎年8~9月ぐらいから打ち合わせが始まるんだけど、やらないかもしれないこともあるよな、いつか…と思いながら(進めてる)」と笑う佐久間氏は、「たとえば、誰か(演者)の裏表が全く合わないとか」と一可能性を上げる。 「見込みでこんなに早くから、準備を始めてるんだよねっていう」と楽しそうに笑う佐久間氏は、「絶賛今やってます。だから、『ゴッドタン』のADさんたちが結構大変そうです」と説明していた。 配信画面には、深夜3時過ぎにも関わらず、リスナーから「きしたかのすごい度胸」「佐久間さんの面接受けてみたい(笑)」「『マジ歌』楽しみすぎる!」等のさまざまな温かいコメントが寄せられた。