広島は6名の35歳以上のベテランが健在!来季も主力での活躍を期待
和田 毅(浜田出身/ソフトバンク)や青木 宣親(日向出身/ヤクルト)といったベテラン選手たちが今シーズン限りで現役を引退した。現時点で各チームのベテラン選手はどのような状況なのだろうか。35歳以上(2025年の満年齢)のベテラン選手たちを球団ごとに調べてみた。 【一覧】35歳以上のプロ野球選手一覧 9月に大失速し4位に終わった広島は、来年40歳となる松山 竜平(鹿屋中央出身)がチーム最年長となる。代打の切り札として活躍が見込まれる松山だが、今シーズンは65試合の出場で打率.178(73-13)と大苦戦。100打席未満に終わったのは一軍出場のなかった2010年以来14年ぶりだった。来年は復活を期するシーズンとなる。 松山に続くのが来年37歳となる秋山 翔吾(横浜創学館出身)と會澤 翼(水戸短大付出身)のふたり。秋山は今年も規定打席に到達し158本の安打を放った。これで日米通算2000安打まで残り206本となっている。一方の會澤は坂倉 将吾(日大三出身)らの台頭もあり出場は57試合にとどまった。しかしシーズンを通して一軍に帯同していたことからもわかるとおり、チームには欠かせない存在だ。来年もチームを変わらず支えていくことが求められる。 以下、36歳の田中 広輔(東海大相模出身)、35歳の菊池 涼介(武蔵工大二出身)と上本 崇司(広陵出身)が続いている。田中と菊池は同学年だが、菊池が早生まれのため年齢は1つ違う。菊池は今シーズン終了時点で通算1700安打と2000安打まであと300本。来年もレギュラーを守り、安打を積み上げることができるか。 一方で投手は野村 祐輔(広陵出身)が現役を引退したことにより、大瀬良 大地(長崎日大出身)が34歳で最年長となる。