福島県葛尾村の新たな特産を目指して栽培されているトマトが南相馬市のトウガラシとタッグを組みました。 ３日お披露目されたのは、葛尾村産のトマト「すずこま」を使ったパスタソースです。 酸味が強く、加熱によりうまみが増すのが特徴だという「すずこま」。 露地栽培ができ育てやすいことから、葛尾村の新しい特産を目指して２０２１年から栽培が始まりました。 南相馬市でトウガラシの栽培・加工などを行っている商店が「すずこま」に唐辛子や玉ねぎ、ニンニクなどを加えてパスタソースを開発しました。 開発した商店はパスタだけでなく、中華料理など「万能ソース」として使ってほしいと話しています。 小高工房の廣畑裕子さんは「これを通して商品になっていくことで（トマトを）作ってよかったなと思う人が一人でも増えたら」と話しています。 このパスタソースは数量限定で、葛尾村復興交流館あぜりあ　などで販売されています。