2番・DHで先発出場の大谷翔平

【MLB】ドジャース5－4ジャイアンツ（4月3日・日本時間4日／ロサンゼルス） 　ドジャースの大谷翔平投手が「2番・DH」で先発出場し第2打席で2試合ぶりヒットとなる内野安打を放つと、第4打席で待望の今季1号を放った。大谷の4打数2安打1打点の活躍もあってドジャースが4連勝。開幕から9試合すべてで5得点以上と球団記録も更新した。 【映像】大谷、今季1号“特大”131メートル弾 　大谷は第1打席、ジャイアンツ先発のメジャー2年目左腕ハリソンの前に空振り三振。高めのストレートを見せられたあと、低めに落ちるチェンジアップに手を出しバットが空を切った。第2打席は強引に引っ張った打球が一二塁に飛ぶと、ファーストが捕球するもベースカバーに走ったピッチャーよりはるかに早く大谷が一塁を駆け抜け内野安打とする。大谷はスミスのレフト線へのツーベースで一塁から一気にホームをおとしいれ生還。大谷の俊足でドジャースが1点を勝ち越した形となった。 　第3打席はうまく捉えたように見えたもののレフトライナー。そして第4打席、大谷はカウント3-1から高めの150キロのシンカーを振り抜くと、打球は右中間へ。打った瞬間それとわかる打球がスタンドに吸い込まれ、今季9試合、41打席目にして待ちに待った1号アーチとなった。これには観客も総立ちになって喜びを表現すると、大谷もベンチで笑顔を見せた。 　試合は2回、ドジャースがロハスの内野ゴロの間に先制。同点に追いつかれるも3回にスミスのタイムリーで大谷が長駆ホームインして勝ち越すと、続くテオスカー・ヘルナンデスにもタイムリーが出る。4回にロハスのソロで4-1としたドジャースはその後1点差に詰め寄られるも、7回に大谷にソロが飛び出し追加点。結局ドジャースが5-4で勝利し、4連勝で7勝2敗とした。前の試合で達成した開幕8試合連続5得点以上という球団記録も更新している。 (C)aflo （ABEMA『SPORTSチャンネル』）