親方衆からの人気は「鶴竜>白鵬>稀勢の里」…「将来の理事長」二所ノ関親方が嫌われる「意外な理由」
大横綱気取り
夏場所開幕を前にして「将来の横綱候補」と期待される新小結・大の里が同じ部屋の未成年力士に飲酒を強要していた疑惑が報じられた。4月25日発売の「週刊新潮」によれば、大の里は未成年力士をいじめ、たびたび部屋の風呂場で飲酒を強要していたという。 【写真】横綱・照ノ富士が膝につけている「異様な器具」の正体 師匠である二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)は「将来の協会理事長」との呼び声も高いが、以前から内部での評判は芳しくなかったようだ。前編記事『「働かないし、人望もない」…弟子の飲酒問題で揺れる「将来の理事長」元・稀勢の里「ほんとうの評判」』に引き続き、二所ノ関親方の「仕事ぶり」や「評判」を紹介する。 「早稲田大学大学院スポーツ科学研究科で学んだ理論を実践すべく週3稽古など新たなことに挑戦し、『将来の理事長』と伝える報道も多いと思います。しかし、協会内部の親方衆は『協会内の誰が評価しているんだ? 』と首をかしげています。とにかく人望がない。なぜ人望がないのか。親方衆の中では若手にもかかわらず、下働きを嫌って自分から動こうとしないことです。 たとえば協会のイベントなどでグッズを運ぶ機会があったとします。同じ元横綱でも元鶴竜の音羽山親方は『親方、これ運んで』と言われる前に『俺が運びますよ』と率先して動きます。元白鵬の宮城野親方は『これ、やって』と頼まれれば『は~い。わかりました』と断らずにやります。一方、二所ノ関親方は『やって』と言われる前にいつのまにか姿を消してしまう」(相撲協会関係者)
元横綱3人の人物評
言われなくても動く鶴竜。言われたら断らない白鵬。言われる前に逃げる稀勢の里--。現役時代にしのぎを削った三者はこう評されているという。 「今回、62年ぶりの勧進相撲を欠席してタニマチとのゴルフに興じていたことも『週刊新潮』で報じられました。この勧進相撲は能登半島地震の被災地への寄付が目的で、協会の社会貢献部に所属する親方衆が運営を担いました。 二所ノ関親方はこの社会貢献部の一員でありながら、タニマチとのゴルフを優先。『親方としての論理感に欠ける行動だ』と報じられましたが、そもそも運営メンバーに入っていなかったそうです。一部の親方は『仕事をしないからメンバーから外されていたのではないか』と揶揄しています」(同前) 人望のなさは現役時代からだったという。