サッカー=スペイン連盟、バレンシア地域の全試合を延期 洪水被害で
[31日 ロイター] - スペイン・サッカー連盟(RFEF)は31日、スペイン東部バレンシア州などで大勢の死者を出した洪水の影響を受け、今週末に同地域で予定されている女子、ユース、フットサルを含む全試合を延期すると発表した。 スペインでは、バレンシア州を中心に29日から大雨が続き、洪水が発生。建物や橋が流され、農地が水没、死者は155人を超えるなど、スペイン近代史上最悪の洪水被害になるとみられている。 RFEFは「バレンシア州で今週末に予定されていた試合を延期することで31日に合意に至った」と発表。「延期ということ以上に、スペインサッカー界は被災者、特にこの自然災害で亡くなった方々のご家族との連帯を示したかった」と述べた。 30日に行われたRFEF主催の全試合で黙とうが行われ、今週末の試合でも行うという。