浦和、クロスから痛恨の失点! DF佐藤瑶大「僕の担当。もう1個寄せなきゃいけなかった」
◆明治安田J1リーグ▽第8節 柏―浦和(12日19時・埼玉スタジアム、福島孝一郎主審、1万4201人) 浦和はアウェーで柏に0―1で敗れ、今季初の2連勝を逃した。 痛恨の失点だった。0―0の後半27分、自陣左サイドを突破され、FWマテウスサビオのクロスから元浦和の柏FW木下康介に右足ボレーで決勝ゴールを奪われた。ゴール前には両センターバックやボランチなど5人がおり、守備の人数はそろっていたが、木下に寄せきれなかった。 右CBのDF佐藤瑶大は「マークに対して自分の位置が正しかったのか。どんなボールでも反応できる準備をしていないといけなかったし、もう1個寄せなきゃいけなかった。何としても体に当てなきゃいけなかった。あれをボランチ下がってこいとは言えない。あそこは僕の担当だったので、やらせてしまったのは良くなかった」と悔やんだ。 低いクロスへのポジショニングについて「ボールと選手を同一視できる体の向きを作っておかないといけない。クロスが上がる前に一回首を振って後ろを確認していたけど、ボールが来た時の反応が向こうの選手の方が早かった。もっとアラートにしていかないといけない」と反省した。 攻撃陣は相手より5本少ないシュート8本を放ったが、7試合ぶりの無得点。ヘグモ監督は「ビルドアップの中での判断ミスもあった。最後のところは、より攻撃的な選手を数多く投入したが、ビルドアップで苦しんだのでそれが実らなかった」と嘆いた。
報知新聞社